戻る |
◆ 最近の動き | 2005/03/14 (Mon) |
※最近の動き 病院の仕事を計画していたが中止になった。大きな病院なので様々な意見があって当然。難しい交渉は時間の無駄になるので止める事にした。超純水装置の水を透析用に使用したかったが、やはり新しい技術は医療の現場では無理。当初から医療現場は保守的な体質なので難しいと分かっていたが新しい試みに挑戦したい意向が先方にあったので、一度は引き受けようと思い、破格の条件を提示したがそれでも異論があったらしい。アメリカでは医療の現場で既に超純水装置を導入し高純度の純水を使用されつつあるが、日本では他人と違う仕事をする行為は理解され難いので、新技術の導入は遅れがちになる。又、医療関係者と医療メーカとの結び付きも深いし、当社のような零細企業の参入には壁が高い。 茨城の会社から井戸水から鉛と砒素が検出して困っていると相談がある。最近、井戸水の状態が年ごとに悪くなっているので、専用の樹脂と逆浸透膜装置に中空糸膜を併用した井戸水の新しい浄水器の開発を進めているので試しに使ってみたい。 中国とステンレスの加工製品の入手交渉を続けているが概ね交渉が成立する目処が立った。日本で製作すると高くつくので在庫を覚悟して100台程輸入する。4月には倍の数量を仕入れる予定でいる。世界的に素材価格が急騰して部品を安く仕入れることは難しい時代に入ったので幅広く交渉相手を広げて部品の購入ルートを作っている。商品の販売をするより仕入れの仕事の方が難しいので、当面は資金の目処があるので可能な限り購入するつもりでいる。ここ一年、日本一競争力のある純水製造装置の販売会社を目指して準備に努力を重ねてきたが、部品の購入交渉が決着すると大きな戦力になる。いよいよ、すべての準備が整い、本格的に行動を起こす時期にきている。具体的には、大型中空糸膜と純水装置を組み合わせた新しい業務用の浄水機を横須賀のいわて屋さんと旭ヶ丘牧場に販売する。水の水質の悪い地域では従来の浄水設備では対応できないから最新の装置を投入する。家庭用では調査の面談がすんだ愛媛のYさん方、広島のSさん方、埼玉のSさん方に販売する。埼玉のKさん方は当社のショウルームを見て販売するか否かを決める。 先週、東京ビックサイトで開催されたFOODEX&スーパーマーケットショーの展示会に出かけた。取引先の神谷さんに会うためだ。数年前に卵の養鶏場に純水装置を販売したが大きな投資にもかかわらず順調に事業が拡大している。嬉しい限りである。私を見て元気そうで嬉しいと喜んでくれた。客先と言うより同士と言う感覚である。 4月から台北の会社と業務提携を結ぶ予定で調査を進めている。日産約10トンクラスの純水装置を量産するためだ。大型中空糸膜と併用した新機種を本格的に市場に投入する。100万円を割る価格を考えている。この価格で販売が軌道に乗れば業界で最も価格的に優位な製品群となるだろう。超純水製造装置のEDIは、脱気膜を標準装備して販売する。多分、価格、品質とも世界で最も進んだトップクラスのレベルになる。現在韓国の代理店で標準仕様の開発を指示している。近々、マスコミで発表できるだろう。つくばに研究機関がある新菱冷熱から実験用小型EDI装置の開発依頼の打診がきている。条件があえば開発する。 |