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◆ 2006年の回顧 | 2006/12/23 (Sat) |
今年も残り少なくなって来ました。振り返ると二ヶ月ほど作戦ミスで無駄に過ごしたが、イオンキラーの膜浄水機が順調に推移した。先日テレビで中国の排水処理に膜を使う報道が流れ、NHKで軟水機の効用が紹介され、当社の商品に関心が深まった。又、手動で行う膜の逆洗浄方式から自動洗浄装置を新たに開発したが、有望商材になると思う。この商品は輸出用に開発し、現地の池で、浄水テストを行った。中国にもサンプルを輸出し、中部電力も調査会社を当社に派遣して関心を持っている。量産に備えて膜の製造を加速させている。 栗田工業の分析センターから製作の打診があって超純水装置と電解殺菌水の装置を開発している。自販機の特性を生かして計り売りも考えている。ノロウィルスが猛威をふるっているが、殺菌水も関心が深まっている。 堺のテニスコートの屋根を夏場に水で冷やす相談が来ている。昔し住んでいた土地柄もあって訪問した。浄化した井戸水と雨水を併用して使用することも検討している。別件で、千葉の新築の学校からも雨水を地下ピットに貯めて防災用に利用したい話もある。温暖化で雨量が増えるので、この雨水を活用する仕事も増えそうだ。 健康志向の広がりが追い風になって酸素に関心を持つサラリーマンやOLが増えている。酸素は病院や、運動選手が使うイメージが強かったが、今では酸素を詰めた缶がコンビニエンスストア売れて、今年は100万個を超え2007年には300万個を販売するらしい。「酸素バー」も相次いで登場し、酸素のビジネスも育ちだした。知人が酸素カプセルの販売をしているが、450万円もする価格で800台以上販売したらしい。私も酸素発生器を使っているが、悪くはない。最初は、目の障害に効くと言われて半信半疑で使ったが、体も軽くなり、意欲的になっている。腎臓病の対策に血流の流れを加速する為に、遠赤と併用して使っているが、湿度が40%ほどでキープできるので、効果がある。私の目の障害は黄斑。医者に言わせると毛細血管に酸素が不足し、汚れが貯まって網膜が犯され盛り上がる病気らしい。体を温めて血流を高め酸素を送る工夫が必要になるが、理屈は分かっても対策が無かったが、色々考え、遠赤と酸素の組み合わせを考えてみたが行けそうだ。遠赤で背中を暖めると全身に血流が流れて効果があるので、使っているが、体の痛みが無くなった。日常、30℃ぐらいで暖めて、服を着たまま遠赤BOXに酸素を注入し事務所で贅沢に使っている。湿度も40%で保たれるので、健康には最適である。 ホテルとパン工場のオーナーにも奨めている。新しい健康ビジネスになると思う。取引先の養鶏場に酸素の機械を販売し、酸素水の実験もする。岩盤浴が普及し、女性が体を温めたいニーズに乗って急速に普及したが、ここに来て、汗の臭気と菌の問題が深刻になって急速に人気が衰えているが、酸素は汗や有機物を分解し、抗菌作用にも優れているので、酸素の活用も有効な手段になる。この仕事は伸びると思う。新たに、酸素と遠赤を組み合わせたミニハウスを開発した。日本人はブームに、燃え易いが、廃れるのも早いので、宣伝は、口込みで育てたい。中小企業が新しい仕事を始めると信用や資金で厳しい制約を受けるが、挑戦する事は楽しい。私は新しい仕事を始めると新しい人材と出会えて、刺激を受けるので、常に挑戦心を持つ事を大切にしている。アメリカ、中国、韓国と貿易の仕事を通じて、異業種から色々と学ぶ事が多い。日本では業務用に搭載している機能を家庭用に搭載し、地元の病院の院長宅に16日に納入した。時間3トンのスーパー向けにも大型の自動膜洗浄機能の装置を搭載する。中国からも裕福な人が増えて水に関心が深まったので、輸出すれば、多分売れだろう。日本の部品を使ったレベルの高い浄水機を100台ほど中国で販売し、反応を見る。社会が成熟して、停滞ぎみで日本は寂しいが、団塊の世代が大量に引退する時期、少し世相に余裕が生れて、変化を期待している。日本は元気を出さないと負けてしまう。インドネシア市場向けに膜式浄水器を2台製作して送ったが、少しずつ進んでいる。慌てる事はないので、静観しているが、中国はスピードが速いので油断は出来ない。若い人は隣国に刺激の強い面白い国が生まれたので、大いに勉強させる予定でいる。新しい年は今年以上に働いて意義ある一年にしたいと願っている。 |